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2019.2.5.修士論文発表終わり。お疲れ様。卒業生もあと少し最後の研究に頑張りましょう。

2018.10. B3 村瀬君がラボに加わりました。柳君が修士に入りました。

2018.6.12. 柴田さんの位置情報に関する論文がDeve. Growth & Differにアクセプトされました。

2018. 4. 1. M1に中島君と横澤君,B4に小宮君が加わりました。

2018. 3.20. 柴田さんの論文が
Developmentにアクセプトされました。

2018.3.26. 柴田さん,Dr卒業

2018.2.2-3. 新学術「幹細胞老化」関連の若手の会が熱海であり、安藤君が発表しました。何やら、賞状をもらった様です(研究室メンバーページ参照)。

2018.2.1. 柴田さん(D3)の学位論文発表が無事終わりました。と

2017.12.25. 2017年最後のラボセミナーと忘年会(鍋)を研究室で行いました。

2017.12.7 安藤君が平成29年度大隅ジャーナル賞を受賞しました。

2017.11.2. 安藤君の骨再生に関する論文がDev Cellにオンラインで出ました。

2017.10.1.  新しくM1と研究生で、周思雨さんと柳政成君が加わりました。

2017.9.19. 安藤君の論文がDev Cellにアクセプトされました。おめでとう!

2017.8.30-31. 小型魚類研究会に参加しました。M2松村さんがポスター発表をしました。

2017.7-1.〜10. ZF Mtg in Budapest , Hangary。かなり久しぶりでヨーロッパZFミーティングに参加しました。日本にはなかなか聞こえてこない,世界のムーブメントが感じられて,非常に刺激的でした。

2017.4.10.研究生Ai Qianqianさんがラボに加わりました。

2017.4.3. M1に新たに谷下さんを迎えて新年度がスタートしました。新歓を行いました。

2017.3.22. Academist Journalに日本語のレビューが出ました。

2017.3.14. D3, M2の追いコンをしました。

2017.2.14. 炎症応答と再生の意外な関係を解明した長谷川他の論文がeLifeにアクセプトされました。

2017.1.21. 柴田、安藤による再生芽移植法の論文がBio-protocolに出版されました。

2016.12.16. ささやかながら忘年会をしました。今年はあと2週間、来年はラボもそれそれのメンバーもさらに飛躍の年にしましょう。

2016.12.10. 修士論文研究計画の発表会でM1、松村さんがポスター賞をもらいました。おめでとう。

2016.11.14-19. D2 柴田さんが動物学会年会でポスター発表しました。 

2016.11.21-22.川上:基礎生物研究所研究会「細胞分化を誘導する細胞周期制御システム」で講演しました。

2016.10.19-21. 川上:発生学会秋季シンポ(三島)で、骨芽幹細胞について発表しました。

2016.9.23. D2柴田さんがドレスデンのElly Tanakaラボでのインターンから無事帰国しました。

2016.7.5. 柴田さんの論文がDevelopmentにアクセプトされました。

2016.7.1.ACLS長期インターンのため、柴田さんがドレスデンに出発しました。

はじめに



組織・器官のホメオスタシスと再生のメカニズム

〜魚類のスーパー治癒能力に学ぶ〜


私達の体は、なぜこういう形でこのくらいの大きさなのでしょうか?多細胞の生物は、それぞれに固有の形や大きさをもち、生涯にわたって大きく変化することはありません。また、多細胞生物の体は、発生後も決して一定ではなく、毎日驚くほどたくさんの細胞が入れ替わり続けます。にもかかわらず、私達が長年の間に全く見分けが付かないほど変貌することはありません。あらゆる多細胞生物は、たくさんの細胞を一つの形や大きさに繋ぎ止め、常に組織や器官を一定に維持、修復し続けています。このような個体を一定に維持しようとする働きを組織ホメオスタシスTissue homeostasisと呼びます。 

ヒトを含むほ乳類では生後に臓器や手足などを失うと生涯失われたままとなりますが、生物の種によっては、手足のような大きな組織でも再び生えてきます。組織の再生は、イモリなど有尾両生類や魚類で顕著に見られますが、魚類は脊椎動物の中ではずば抜けて再生力が高く、手足に相当する鰭はもちろん、心臓の一部を切り取っても、脊椎損傷を与えても、さらに目のレンズや網膜、様々の内臓器官などの体の大きな部分や器官の一部を失っても、元通りに修復して健常な体に戻ることができます。

このような大規模な組織再生の仕組みはもちろん、組織ホメオスタシスのメカニズムも、生命科学がこれだけ進歩した現代においても、その実体は全く解明されておらず、生命科学における残された課題のひとつとなっています。

このような大規模な組織再生の仕組みはもちろん、組織ホメオスタシスのメカニズムも、その実体は全く解明されていません。ヒトと魚はほとんどの遺伝子や分子シグナルを共通して持っていることから、再生能力の違いは、遺伝子や分子のわずかの違いや、それらの使われ方の違いによっている可能性が高いと考えられます。

私達の研究では、ゼブラフィッシュを使って、組織再生が起こる分子・細胞プロセスの解明を進めています。いつの日か、ヒトも自由自在に自己の組織を再生できるようになると期待しています。